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人種差別と偏見に対するコミカレの授業

今週は、大学のラウンジが選挙の投票場になっているので、星条旗柄の全身タイツマンが投票をよびかけていた。さすがアメリカ。アメリカ人の星条旗に対する愛はすごいわ。

今週のHuman Relations in Businessの授業は、差別と偏見についてという難しいテーマ。

アメリカでの差別に対する授業といえば、ESLでキング牧師の活動を中心に公民権運動を勉強したぐらい。その時は、1960年代の映像を見ながら、差別の歴史とそれを克服していく過程をアメリカの重要な歴史として習った。この公民権運動は、黒人の権利だけでなく、留学生や女性に対する権利など、すべてのマイノリティーの権利を求めるもので、今の留学生もその恩恵にあずかっているという内容だった。

このときは、差別そのものがテーマというよりも、アメリカの歴史の一部として受け取ったので表面的だったけれど、今回の授業は、差別を直接のテーマとしているのでかなり重たい。


教材として使ったのは、アイオワの女性教師Jane Elliotさんが、1968年のキング牧師の暗殺後に、小学校低学年の子供に差別について教えるために行った授業のビデオA Class Divided

このビデオは、白人だけのクラスの子供たちを青い瞳のグループと茶色い瞳のグループの2つに分け、初日は青い瞳の子供たちは、茶色い瞳の子供よりも、あらゆる面で優れている、頭もよいし、いい子供たちだといい、特別待遇をする。茶色い瞳の子供たちは、運動場で遊ぶのも水を飲むのも差別的な待遇を受ける。次の日は、逆に茶色い瞳の子供たちが優れた子供たちとして優遇される。3日目に、子供たちが2日間の経験についてどう思ったかを話すというもの。


2本目のビデオは、同じことを大学のクラスで行ったAngry Eye。このビデオの方がずっしりときた。「差別はいけません」とは理解しているものの、外見等で人を差別をするとはどういうことかについては無神経だった自分に気がついた。差別されている側の学生の不安な表情や態度に、差別に対する理不尽さがにじみ出ていた。このビデオを見終わると、差別に対して学ぶと同時に、自己肯定というか、自分自身に対するこのままでいいという安心感と自信もついていた。たぶん、Jane Elliiottさんの意志の強さのせいかも。ある意味ショック療法なので、この人の教え方には、アメリカ内でも賛否両論あるのもわかる気がする。

アメリカでは、私もマイノリティーだけれども、幸いこれといった差別は受けていない。どちらかというと、英語に対するコンプレックスから自分で壁をつくっている。この壁はいつになったら超えられるのか…。






アメリカで暮らしていると、人種や出身国に対するイメージ、ステレオタイプを意識することが多い。だけど、無条件でその偏見に基づいて個人を判断したり、対応することの無意味さと危うさを覚えていたい。そのうち、偏見や先入観なしに、その人の内側だけを見れるようになるのだろうか?

歳をとるほど、頭も体も柔軟性を失うから、だんだん難しくなりそうなことは確かだわ。

テーマ:アメリカ生活 - ジャンル:海外情報

2012.10.26 | | コメント(0) | トラックバック(0) | コミカレ紹介



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